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汗をたらして叫ぶ兄さんとあられ雲

奇術師、大地を行く

「歌手」のことを特別に感じている人って、どれくらいいるんだろう。子供のときの体験や先入観とかそんなのが、「タイフーン」と結びついてしまうことも、無きにしも非ずと思うんだ。

泣きながら口笛を吹くあなたと横殴りの雪
家の前の庭でハンモックに揺られ、気持ちよい風に吹かれるのを楽しむ、休日の夕方の事。
空には飛行機雲が一筋走っていた。少年は、家の猫が「ギャニャァッ!」と叫ぶ声に驚き、ハンモックから逆さまに落ちてしまった。
まじまじと観ると我が家の猫はヘビに向かって、全身の毛を逆立てて叫びながら威圧していた。
ヘビはそんなには大きくなくて、毒も持っていないっぽかったので、少年は小枝でつついて追っ払い、ネコを抱っこしてまたハンモックに寝転がった。
少年は、ネコの頭を撫ぜてやりつつ胸の上で寝かしつけ、気持ち良さそうにゴロゴロと鳴く猫を眺めた。

控え目に歌う姉妹と季節はずれの雪
この一眼は、昨日の夜、砂浜で拾ってしまった。
その日、7月の終わり頃で、終わりで、いつもより暑く感じた。
マリンタワーで大好きな恋人と仲違いをしてしまい、今日は一緒にいたくないと告げられてしまった。
その夜、実家からこの砂浜まで二輪でやってきて、海岸を散歩していた。
そこで、少し砂をかぶったこの一眼に出会うことができたのだ。
持ち帰って、興味を持ってさまざまなフォトを一枚撮影してみた。
この落とし主より、良い線で撮れるかもしれない。
彼女の素敵な笑顔撮れたらなー、とか、思った以上にピント調節って丁度良くならないなーとか思っていた。
落ち着いて、どうにかして会ってくれるなら、恋人に僕が悪かったと謝ろう。
それが済んだら、この一眼、警察に届けるつもりだ。
気持ち良さそうに走るあいつと横殴りの雪
随分久しぶりの外での仕事の日、初めて業務で一緒に過ごしたAさんは、大柄な人だ。
初めて会った時から気難しそうで業務以外のお話はほとんど機会がなかった。
先日、なんとなくAさんの腕まくりした太い腕をみてかなりびっくりした!
大きめのパワーブレスが10個以上目に入ったため。
気付いたら、パワーストーン大好きなんですね!と出てしまったほど。
にっこり笑ったAさんは得意げに、しかも子供っぽい表情で、それぞれの石の由来を教えてくれた。

一生懸命お喋りする弟と霧
恐怖はたくさんあるけれど、私は海が一番怖い。
しかも、沖縄やフィジーなんかのクリアな海ではない。
それ以上の恐怖は、日本海などの暗い海だ。
つい、水平線に囲まれている・・・なんて状況を想像して怖くなってしまう。
気分だけ味わいたかったら、オープンウォーターという映画が一番。
ダイビングで海のど真ん中に取り残された夫婦の、会話のみで繰り広げられる。
どう考えても、私にとって恐ろしいストーリーだ。
実際に起こり得る話なので、恐怖は大変伝わるだろう。
気分良く自転車をこぐあなたと濡れたTシャツ
梅雨も終わり、今日セミが鳴いているのを聞いて、少年は「あぁ夏だなぁ。」と感じた。
あと10日ほどで夏休みという休日のお昼前、少年は縁側で空を見ながらアイスを舐めていた。
頭上では風鈴がときおりチリリンと音を立てた。
朝から暑い日で、日差しが少年の座った足を照りつける。
少年は元気に半ズボン姿だった。
汗が頬を伝って流れ、アイスクリームも溶けて垂れてきた。
少年は、近くにある市民プールのオープンを楽しみにしていた。

雪の降る月曜の日没は立ちっぱなしで
江國香織の本に出る女性陣は、どこかクレイジーである。
例えれば、ホリーガーデンの果歩。
他にも、がらくたの柊子。
もう一つ上げると、ウエハースの椅子の女性画家など。
江國さんの持ち合わせている部分を、文章にして表現した結果なのだろうか。
徹底的にクレイジーだと思うのが、神様のボートの葉子だ。
奇跡的に迎えに来る可能性もある「あのひと」を待ち、高萩や今市に引っ越しをする。
あのひとを絶対に忘れないよう、再び会えると信じて。
とうとう「ママは現実を生きていない」と、愛娘に告げられるが、葉子には全く響かない。
この部分が、神様のボートの接待的にクレイジーなところだ。
実際にウエハースの椅子にはあまり座りたくないけれど、神様のボートには乗ってもいい。
江國香織さんの書く、クレイジーだけどはかなくて少々病んだ女性たちが大好きだ。
月が見える月曜の早朝にこっそりと
近頃までまるっきり存在を知らなかったが、オムツのまま水に入れるというものがあるらしい。
都市部では、水遊び用オムツをはいて入れることろと入れない所があって違うらしい。
間違いなく、赤の他人からは、はみでないオムツでもうんちなどふくまっているオムツで水に入られたら、いやだろう。
けれども、子供の親だったら、入れてあげたいと思うし。
しかれども、立場が逆だったら絶対にいやだ。

怒ってお喋りする弟と私
テレビを見ていたり、街を歩いていると、可愛いな〜と思う人はたくさんいる。
顔立ちは、一般的な美しさとは言えなくても、魅力があったりオーラがあったり。
それぞれの雰囲気は、本人の今までの積み重ねかもしれない。
結構重要だと思う。
最近注目しているのがミュージシャンの西野カナさんだ。
Mステを見て初めて質問を受けている姿を見た。
女性らしい!と思わずにいられない。
童顔に、体つきもバランスが良く、明るい色が凄く似合う印象。
喋り方がほんわかしていて、名古屋弁なのもポイントがアップ。
アルバムは結構聞くけれど、これを見てからもっと大好きになった。
ノリノリで熱弁する彼女と霧
少年は大変腹ペコだった。
もう少しで夏休みという時期、小学校から元気よく帰宅している時だった。
蝉ももう騒がしく鳴いていて、日差しは強く、夕方とはいえまだ陽は高かった。
少年は汗を流しながら一人で歩いていた。
友達と一緒に下校するのがほとんどだけど、今日はめちゃめちゃお腹が減っていたため、とっとと帰って何かを食べたかった。
少年が食べるつもりなのは、昨夜のカレーの残り。
昨日のカレーは、まだ鍋に多少は残っていたはずだ。
ご飯だっておそらく、残ったのが冷蔵庫にあるはず。
少年はカレーを食べる自分を思い浮かべて、足早に家へ向かった。
すると、汗がさらに流れ出した。

暑い週末の午後に歩いてみる
南九州の老年期の女の人は、日ごとに、花をお墓にやっているから、その分、生花がたんまり必要で、生花農家も多い。
晩に、バイクで走っていると、菊の栽培の灯火がしきりに晩に、バイクで走っていると、菊の栽培の灯火がしきりに視認できる。
住まいの電灯はすごく少ない町なのに、菊の為の電灯はちょくちょく視認できる。
菊の栽培ライトはちょいちょい目撃しても人の往来はとっても少なく街灯の明かりもめちゃめちゃわずかで、警戒が必要なので、高校生など、JRの駅まで送り迎えしてもらっている子ばかりだ。

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