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風の強い週末の午後に想い出に浸る

奇術師、大地を行く

「手作りカレー」のことを好きな人もいるだろうし、嫌いという人もいるはず。どうでもいいと思っている人も。あなたにとって、「悟り」はどんな感じ?

笑顔で口笛を吹く友達と濡れたTシャツ
明日香は、短大に入ってすぐに親しくなった仲間だ。
彼女の素敵なところは、おおらかで小さなことは、気にもしていないところ。
私から今日から友達になろうと言ってきたようだが、たしかに、そんな気がする。
一緒に過ごせば、問題は単純化されるので、とても心が軽くなる。
細身でスレンダーなのに深夜にファミレスでステーキを注文しに行ったりするらしい。

そよ風の吹く祝日の早朝にシャワーを
セミ鳴き声も聞こえなくなった夏の夜。
少年は縁側に座り、スイカを食べていた。
かじってはスイカのタネを庭に向かって吐いていると、ときにはタネが遠くまで飛ばず、自分の足に落ちる時もあった。
傍に置いている蚊取り線香の匂いと、扇風機を浴びる暑い夜、そして口いっぱいの西瓜。
少年はそれらを堪能しつつ、残りの夏休みはどんなことして遊ぼうか、と考えていた。
具合悪そうに吠える姉ちゃんと横殴りの雪
今日は少年は、学校の給食係だった。
マスクと帽子をつけて、白衣を着て、他の給食係のみんなと、今日の給食を給食室へ取りに行った。
今日の主食は、ご飯ではなくパン。
バケツのように蓋付きの大きな鍋に入ったシチューも。
少年は、最も重たい牛乳は、男が運ぶべきだろう、と考えていた。
クラス全員分だから38本ある。
だから自分が、バットに入った牛乳を持ったけれど、同じ給食当番のフーコちゃんが一緒に持って運んでくれた。
重たい牛乳を女の子には運ばせたくはなかったけれど、クラスでも一番かわいいと思うフーコちゃんと一緒に教室まで歩ける、と思った少年は、少しドギマギしながら、そのまま2人で牛乳を持って行くことにした。

気分良く大声を出す友達とわたし
元ブラックビスケッツのビビアン・スーは、容姿端麗で才能ある女性だ。
すでに30代の終盤なんて、少しも信じられない。
昔見たTV番組で、今でも覚えているのが、ビビアンが、アメリカ人からのインタビューに返答していた姿。
まだまだ学習中のようだったけれど凄く努力が見られた。
今頃英語も日本語だって、すっかり話せるだろうとみている。
彼女の魅力は目を見張る位だ。
目を閉じて叫ぶ母さんと穴のあいた靴下
晩酌に、キリンビールを一人で飲むのが習慣になっているけれど、最近はビールの後にワインを飲んでしまう。
もちろん、次の日に接客の仕事をしないときに限るけれど。
家族と離れて暮らしていた時に、住んでた部屋の近くでワインショップを見つけて、父の日のために買ってみた。
私は少々見栄っ張りなので、「1万円くらいの高級ワインを探しています」なんて言って。
家族に贈った、そのワインが一万円することを耐え切れずに伝えると、父は気まずそうに「・・・うん、何かが違う」と言ってくれた。
他に感想は特にはなかった。
そのことから、私はあまりワインの値段にはこだわらなくなった。
あー美味しいと感じるお酒だったら、値段や質にはこだわらないと決めた。

曇っている日曜の明け方はカクテルを
ベローチェでも個人経営の喫茶店でもどこに入っても美味しいコーヒーを飲むことができる。
他にも、オフィスでインスタントでも楽しめるし、自動販売機で買う缶コーヒーでも。
私が一番好きなのは、スターバックスコーヒーだ。
全席ノースモーキングと言うのが、喫煙の嫌いな私にとってポイントが高い。
よって、コーヒーの匂いを楽しめる。
金額も張るけど、最高の豆が使用されているのでコーヒー好きには最高だ。
甘党の人は入るたびにコーヒーと、ついつい甘い物もオーダーしてしまうという落とし穴もある。
涼しい水曜の夜に熱燗を
何か一つの趣味を、長くコツコツ続けている根気のある人に拍手を贈りたい。
スノボでも、絵画だったり、とても目立たない習慣でも。
毎年一回、いつもの友達で、あの温泉旅館に滞在する!というような事も良いんじゃないかなと感じる。
習慣的に一つを続けると絶対実用まで達することができるかもしれない。
実は、幼いころにピアノと版画なんかを習っていたが、続けていればよかったな。
そう思うのは、家のの隅におばあちゃんに貰ったピアノがあるから。
今の自分は全然分からないピアノだけど、そのうちもう一度弾きたいと目標を立てている。

一生懸命自転車をこぐ兄さんと冷たい雨
江國香織の小説に出てくる主人公は、陰と陽を潜めていると思う。
旦那さん以外との恋愛を責めない。
恋だと思わせつつ、心から好きなのは旦那さんだけのただ一人。
そんな女の人たちがよく登場するような気がします。
不倫を陰だと考えれば、旦那さまは陽。
突然スイッチが入ったように陰が襲ってくる。
旦那意外との恋愛に関する善悪の区別は無視して、登場する主人公を凝視する。
自分の中に新しい恋愛観や価値観が登場することもありえる。
陽気に歌う妹と擦り切れたミサンガ
一度も行ったことはないのだけれど、日が暮れての動物園は、夜に活動的な動物がとても活動的で見ていて満足できるらしい。
けっこう前から興味あったけれど、昼間ではない動物園は入園したことがないけれど、娘がもうちょっと大きくなったら見てみようと思っている。
もう少しだけ楽しめるようになったら、間違いなく、子供も喜々としてくれるだろうから。
昼の動物園と違う景色を自分もきっと楽しめると思うので経験してみたい。

前のめりで吠える姉妹とアスファルトの匂い
小学生のころから、読書は好きでしたが、暇なときに、家や図書館にある本を読んでいました。
ちゃんと楽しんでページをめくるようになったのは、高校生のとき。
国語の授業で、吉本ばななさんのムーンライトシャドウを読んでからです。
内容は、彼氏を失った主人公さつきの、高校のときの思い出からのスタートです。
恋人を亡くすなんて経験はその時もそれからも、ないです。
しかし、高校生の私に主人公の悲しい気持ち重なりました。
今までにない感覚でした。
主人公のさつきと、当時の私の年齢が近かった事、それも原因だと考えています。
その帰りに、その文庫本を買ったのが文庫本を購入した一番最初です。
このストーリーは、「キッチン」に収録されている作品です。
随分昔の作品ですが、ずっと輝き続ける人気の本だといわれています。

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